私のこだわり|福山/松永/尾道の歯科・歯医者(インプラント・ホワイトニング・審美歯科・入れ歯)の【デンタルクリニック西脇】は土曜も通常通り診察しております。

診療理念

審美歯科

歯を「白くするだけ」で笑顔がステキになるのでしょうか?
残念ながら、かぶせものを白くするだけでは本当の審美にはなりえません。
本当の審美歯科はかみあわせを十分になおして、又は歯茎の状態を整えてから、場合によっては歯の土台の色調、歯茎の色をもきれいにしてから審美治療を行います。なぜならその方が良好な結果を得られるからなのです。
高いセラミックを入れたが歯茎のまわりが黒ずんできている方はいらっしゃいませんか?個人個人、状態は異なりますのでそれに応じた治療を行うことが長く健康的な状態を維持する秘訣です。

入れ歯(義歯)について

私が神奈川県で分院長をしていたときのことです。その患者様は入れ歯を10個以上持って来院され、こうおっしゃいました。
「どの入れ歯も使えなくて困っている。何かいい方法はないものか?」
入れ歯の悩みで多いのが、「痛い」「動く」「噛めない」「入れていられない」の4つです。その方は「入れてられない」方でした。その当時の私は、失礼ながら、患者様が我慢できずにわがままを言っているだけだと思っていました。
しかし、患者様の何気ない一言が私の心に大きく影響をあたえてくれました。
「先生は入れ歯じゃないから入れ歯の人の気持ちがわかるはずがない」。
私の勝手な思い込みを反省いたしました。
それから私は無我夢中で入れ歯の勉強会、学会に参加し、専門書も30冊ほど本が擦り切れるほど読みました。義歯は臓器のひとつです。中途半端な治療でうまくいくはずはないのです。
「患者様のことを自分の家族と思って治療しなさい」
卒業したてのころ師匠にいわれた言葉も、今では骨身にしみてわかります。

かみ合わせについて

口のなかや歯が原因の病気や症状がたくさんあることがわかってきています。
例えば頭痛や肩こり、腰痛、アトピー性皮膚炎、不妊症、自律神経失調症、内臓疾患など一見何の関係もなさそうな症状の原因が実は口や歯だったということがあるのです。実を言いますと私自身若いころから入れたかぶせものが原因で何年もの間さまざまな症状に苦しみました。それを東京で勤務していたころ、そのことが指摘され、かみあわせを治してもらったところ、劇的に症状が改善したのです。そのとき初めてかみあわせの重要性がわかりました。その治療法を身をもって体験し、研究を重ね日々実践しています。いろいろな科をまわったが、よくならない方はぜひ歯科の受診をおすすめします。

保険制度と歯科医のホンネ

「自由診療を薦めると患者さんに嫌われるかも。」
「自分が出来ない治療だから他医を紹介するのではなく、保険内の治療をすすめよう。」
「保険内の治療は安いから気が楽だ。」
「説明に時間がかかると大勢の患者さんをさばききれない。」
「保険の治療は簡単だ。」
歯科医の勝手な思い込みが多々見受けられます。
私はその患者様にとって本当に最適な治療は何であるのかを考え、患者様が大切に思っていることは何であるのかを感じ、私にできるベストの治療を提案し、治療に入ったら100点満点をめざします。
歯科医の立場からホンネを言えば、保険の利く治療では決して100点になりえません。
歯科医は自分や家族、親戚に保険の詰め物、かぶせものを入れることはまずありません。
ゴールドやセラミックが入っています。なぜでしょう?それらのものが身体にいいと知っているからです。それを知っていて、勝手な思い込みで説明することを放棄してしまっている。私は、自由診療を提案しないのは患者様に失礼だと考えます。

30点を60点に上げるのはわりと簡単ですが、80点を100点にもっていくのはかなり難しい。これは、私が大学受験で得た教訓ですが、私の性格上、常に患者様の為に100点を目指さなければ面白くないしそれが歯科医の使命だと思います。